旧高嶋邸

設計者:清水栄二
所在地:神戸市灘区、建築年:1930(昭和5)年
撮影日:2008年7月4日、撮影:田中栄治

 

現在の甲南漬け資料館。
清水栄二は1918(大正7)年東京帝国大学卒業後、神戸市役所に勤め営繕課長などを歴任。小学校や公共建築の鉄筋コンクリート造化を担いました。1926(大正15)年清水建築事務所を設立。当時まだ少なかった鉄筋コンクリート造建築を設計できる専門家として、神戸市立御影公会堂など多くの公共建築を設計しました。作風は表現主義や構成主義、アールデコなどの影響がみられ、旧高嶋邸はその典型的な建築です。