棟持柱のある家 2

設計者:清家清(監理:光安義光)
所在地:芦屋市、建築年:1961(昭和36)年
撮影日:2006年1月27日、撮影:田中栄治

 

クライアントは「崖の家」と同じ。1階はブロック造、2階は木造の混構造。不整形な敷地の隅にピッタリ合った亀甲形の平面計画。その角の部分に独立棟持柱があります。独立棟持柱は伊勢神宮に代表される神明造の特徴のひとつ。清家さんの伝統とモダニズムに対する態度がよく現れています。ブロック造の隅の納まりも面白い。