旧山口邸

設計者:安井武雄
所在地:芦屋市、建築年:1933(昭和8)年
撮影日:2005年12月7日、撮影:田中栄治

 

現在の滴翠美術館。
安井武雄は1931年の自邸(西宮、現存せず)でモダニズムデザインを試み、設計スタイルを一転させています。旧山口邸は鉄筋コンクリート構造の箱を組合わせて構成されていますが、瓦葺き寄棟屋根や張り瓦・こば積み瓦など和風表現が見られ、和風モダニズムの試みが行なわれています。